LINE株式会社は、同社が運営するライブ動画配信プラットフォーム「LINE LIVE(ラインライブ)」において、8月10日に一般ユーザーへライブ配信機能を開放後、8月14日から20日の7日間でのウィークリーアクティブユーザー(週間利用者数)が620万人を突破、8月のマンスリーアクティブユーザー(月間利用者数)が1,900万人を突破したと発表しました。
この利用者数は、対象期間中にLINE LIVEアプリ、LINE(トークとタイムラインでの再生)、PCブラウザ、スマホブラウザ経由でのユニーク視聴者数合計の数字とのことです。
アーティストの配信から一般配信に広がる
2015年8月には「LINE LIVE CAST」として、2015年12月から「LINE LIVE」として始まったLINEのライブ動画配信サービスですが、サービス開始当初は有名アーティスト同士の対談や、ライブハウスからのライブ・パフォーマンス配信を頻繁に行っていましたので、そういった内容に特化したサービスに発展していくかと思っていました。
しかし2016年8月に一般ユーザーのライブ配信開放したとおり、多様な配信を行えるプラットフォームに変わってきていますし、その結果として大きく視聴者数は拡大したようですね。
こうなってくるとツイキャスやニコ生、YouTubeライブなど競合はたくさんでてきますが、やっぱり多くの人が利用している「LINE」というアプリから派生したサービスというのは大きなアドバンテージとなっていますね。配信の通知やお知らせを行うことはもちろん、視聴者と配信者のコミュニケーションも非常にとりやすいと思います。
一般ユーザーの配信は若年層の女性が多い!
今回の発表にようると、一般ユーザーへのライブ配信機能を開放後、特に若年層の女性が積極的に配信している様子が見られるようです。
配信のテーマも音楽やトーク、旅といった多岐のジャンルに及んでいて、顔にアニメーションの加工を施す「LIVEスタンプ」の使用等により、配信者自身が楽しみながら配信しているようですね。また、コメント機能や「ギフトアイテム」を用いて、配信者と視聴者間が積極的にコミュニケーションをとっているとのことなので、ここも「LINE」というプラットフォームありきの戦略になっていますね。
個人的には当初の「ライブ配信・音楽配信」に特化したLINE LIVEが好きでした、やっぱりそれだけだと難しそうですね。
今後の展開も注目です。
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ライブ動画配信プラットフォーム「LINE LIVE」、一般ユーザーへのライブ配信機能開始後、ウィークリーアクティブユーザーが620万人、マンスリーアクティブユーザーが1,900万人を突破