世界最大の定額制音楽配信サービス「Spotify」は、注目の新人アーティストをプッシュする機能「RISE」をリリースしました。
全世界で1億4000万人以上の利用者がいる「Spotify」が、優れた新人アーティストを世界中に発信するプログラムになっています。
様々なプログラムでアーティストを支援
今回Spotifyの発表によると、RISEではSpotify上に「注目新人アーティスト」のプレイリストを公開するだけでなく、各アーティストを支援するために様々なコンテンツをリリースするようです。具体的に「何をするか」までは公表されていませんが、Spotify上だけでなく、デジタルやソーシャル上でのプロモーションが予定されているとアナウンスしていますね。
RISEでは、数ヶ月ごとに異なるジャンルの新人アーティストが4組ずつ追加され、年間で計16組のアーティストが対象となります。
最初に公開されたアーティストは、「ポップ・アーティストのKim Petras」「ポップ/ロックアーティストのLauv」「カントリー系のシンガーソングライターRussell Dickerson」「ヒップホップ・アーティストのTrippie Redd」といった4名です。
現状、アメリカ、カナダ、イギリスで聞かれているアーティストが紹介されていますが、いつか邦楽アーティストが紹介する日がくるのでしょうか。
今回の発表で、SpotifyのCreator Servicesのグローバル・ヘッドであるトロイ・カーター氏は「Spotifyは、次世代のグローバル・スーパースターを含むあらゆるレベルのアーティストのキャリアをサポートすることを約束しています」と述べています。
以前Apple Musicの新人アーティスト支援サービス「Up Next」についても紹介しましたが、 音楽配信サービス感でのアーティスト支援サービス熱も加速していきそうですね。