2015年結成で、ディープなクラブ系ブラック・ミュージックをライブハウスで演奏する「yahyel(ヤイエル)」さん。
めちゃくちゃカッコイイ。
以前ライブハウスで演奏を見た時に衝撃を受けたバンドさんだったけど、7月14日に新しいMV「Once」が公開されたので、このタイミングで紹介したい。
クラブ系バンドの進化、よりディープに
これまでもブラック系ミュージックバンドは何度か紹介してきたけれど、この「yahyel(ヤイエル)」さんは、突き抜けてディープなクラブ系ミュージックをライブハウスでバンドスタイルで演奏されている。
率直な意見をいうと、もはや「バンドスタイル」という定義でくくってしまうことも曖昧かもしれない。
実際に彼らのステージは、楽器とVJ(ビデオ・ジョッキー)によるアート・パフォーマンスを組み合わせたものになっていて、かなりアーティスティックで独特だった。
もちろん音楽に耳を傾けても、バンドというには、あまりに音数が少なく全体的に揺れるようなサウンドになっている。さっきも書いた通り「バンドスタイル」という定義は何が正解なのかわからないけど、少なくともライブハウスでここまで振り切ったクラブ系サウンドを演奏(パフォーマンス)する人たちを僕は知らない。
ボーカルさんの歌声、アーティスティックな映像による視覚効果、洗練されたミックス・トラックのどれをとっても素晴らしく、とにかく彼らのステージを一言でいうと「世界観に引き込まれる」だ。
僕の表現力が乏しくて申し訳ないが、本当に圧巻だった。
調べたところフジロック2016の「Rookie A Go Go」にも出演されるようなので、フジロックに参加予定の人は是非見て欲しい。