Facebookは世界最大の音楽出版社であるソニー/ATVとライセンス契約で合意したと発表しました。2017年12月にはユニバーサルミュージック・グループともライセンス契約を締結していますので、Facebookは音楽プラットフォームへの道を強化していますね。今回の契約締結で、FacebookやInstagramといったFacebookのプラットフォーム上にユーザーが動画を投稿する際、ソニー/ATVが権利を持つ楽曲であれば利用できるようになります。

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大物アーティストの音楽がFacebook上に投稿可能に

ソニー/ATVは、エド・シーランやテイラー・スウィフト、ドレイク、ザ・チェインスモーカーズといった最近の有名アーティストから、マイケル・ジャクソン、ザ・ビートルズ、ボブ・ディラン、ジミ・ヘンドリックス、ベック、ボン・ジョヴィといった往年の大物アーティストまでの楽曲を管理する世界最大の音楽出版社です。

今回の契約締結含み、やはりFacebookはYouTubeに対抗する音楽プラットフォーム化を目指していることが分かります。現状、ミュージックビデオやライブ動画の配信プラットフォームとしてはYouTubeの1強状態が続いていますが、今後Facebookが公式に著作権利用料のロイヤリティ分配を行うようになれば、Facebook上にMVなど投稿してくるアーティストも増えてくるかもしれません。

ただし実際のところ、アーティストやレコード会社/音楽出版社が満足するようなロイヤリティが本当に支払われるのかは、蓋を空けてみないと分かりませんね。

やっぱり日本国内での利用時は注意が必要、おそらく不可?

これは前回の記事(ユニバーサル・ミュージック・グループとの契約締結時)でも書いたのですが、今回のライセンス契約締結については、日本国内における扱いが不明な為、注意が必要です。

2018年1月9日時点で「JASRACの利用許諾契約を締結しているUGCサービスリスト」にFacebookの名前はありません。

以前の記事でも書きましたが、日本においても音楽の著作権は音楽出版社が管理しているので、もしかすると今回の契約で日本でも楽曲の利用が認められているかもしれませんが、肝心の「著作権利用料」の部分をJASRACなどの著作権管理団体を通さずに、直接、音楽出版社とFacebookがライセンス契約しているとは思えません。

というか、日本においてそんなことをすると、JASRACが黙っていないはずです。このあたりは正確な情報を引き続き調べていきます。
Source:

Facebook and Sony Music sign deal to let users legally upload songs in videos

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