Amazonが、Prime Musicとは異なる新しい定額制音楽配信サービスの開始を計画していると「Reuters」が報道しました。
価格はApple MusicやSpotify、Google Play Musicなどの競合と同じ月額9.99ドルで提供する計画だと報じられています。
果たして実現するのでしょうか。
競合ひしめく定額制音楽配信サービス界隈
Amazonが既に日本国内でも提供している「Prime Music」という音楽ストリーミングサービスは、Amazon Prime会員(年会費3,900円)向けのサービスになっています。今回報道された新サービスは独立したサービスとなるようで、単体でApple MusicやSpotifyと対抗する見込みになっています。
Reutersによると、既に競合だらけの定額制音楽配信サービスに参入するには遅すぎる気もしますが、Amazonは「音楽サービスは、結果的にワンストップでAmazonでのコンテンツや商品購入につながる重要なサービス」と考えているようだと報じられています。
そのほか、Amazonが手がける人口知能スピーカー「Amazon Echo」の拡販につなげる狙いもあるようです。
Amazonは今年に入ってから、これまでPrime会員向けに提供していたビデオサービスを、「Prime Video」という独立したサービスで提供を開始しましたので、今回報道された新サービスも現実のものになるかもしれませんね。
Exclusive: Amazon is preparing to launch streaming music service - sources