僕もお世話になっているSound Cloudですが、2016年3月29日にアメリカにおいて、「Sound Cloud Go」の名称で定額制の音楽配信サービスを開始しました。
残念ながら現状はアメリカのみのサービスとなっており日本では利用できませんが、月額9.99ドルの音楽聴き放題サービスとアナウンスされています。
Apple MusicやSpotifyに対抗できるか
今回サービスが始まった「Sound Cloud Go」では、月額9.99ドルの利用料(最初の月は無料)で、広告表示は無し、オフライン再生も可能で、ユニバーサルミュージックやワーナー・ミュージック、ソニー・ミュージックといったメジャーレーベルの楽曲を含む1億曲以上の楽曲が聴き放題になっています。
Sound Cloudの魅力は、なんといっても多くのクリエイターが作った楽曲やミックス・アレンジなどが公開されていることなので、このあたりを強みにApple MusicやSpotifyに対抗できるかが注目です。
なお、Sound Cloudの定額制音楽配信サービスについては2年ほど前から噂されていましたが、ここ最近、大手のメジャーレーベルとライセンス契約を締結したとの報道が続いていましたので、満を持して開始したといった印象です。
2週間ほど前には、「Sound Cloudが売上責任者(revenue chief)を雇用した」という報道もありましたので、長年の課題だった収益化に向けて今年は動き出しそうです。
今のところ「Sound Cloud Go」の日本での開始については特に案内されていませんが、今後の動向も追いかけていきます。
SoundCloud Launches Its Subscription Service, Go (billboard)
SoundCloud hires its first revenue chief, NBCU’s Alison Moore(TechCrunch)