Facebookは12月4日、アメリカのサンフランシスコで、ライブ・コンサートのチケットをFacebook上で購入できるサービスを実験的に開始しました。
ユーザーは、Facebookのイベントページ上で「チケットを購入する」ボタンを押すだけで、ライブのチケットを簡単に入手できるようになります。
今回のサービスは、サンフランシスコ・ベイエリアの小規模なコンサート会場やアーティスト・プロモーターと協力するとなっていますが、果たして規模はどの程度なのでしょうか?向こうの「小規模」って、日本でいう結構大きな会場のイメージがありますが。
日本のライブハウスでも導入されないかな
Facebookに限らず、こういったSNS上のチケット購入は、日本のライブハウスでも普及して欲しいですね。特に、「チケットぴあ」や「イー・プラス」といったサービスを使えないインディーズバンドシーンで利用できるようなサービスがあると便利ですね。
ライブハウスに行ったことがある人やバンドマンは分かると思いますが、日本のインディーズバンド・ライブハウスのチケットシステムは、はっきり言ってかなりアナログです。
ライブを見に行きたい場合、バンドのTwitterやfacebookでのイベント告知を見て、DMやリプでライブに行きたいと伝えることが主流だと思いますが、そういった参加希望の数をバンドは別途集計して、当日ライブハウスに前売りチケット人数分として伝えるという流れです。
それも、当日ライブハウスには「紙に購入者の名前を書いて伝える」という、かなりアナログなシステムです。
で、見にいく側は「○○○(バンド名)を見にきた、○○(名前)ですー」と受付で伝えるという。
これ、15年ほど前は「メールで参加希望の連絡もらう」ってやり方でしたが、その頃から何も変わってないんですよね。
せっかくSNSでファンとアーティストやプロモーターが直接コンタクト取れるようになっていて、イベントの告知も広く多くの人に行えるようになっているので、こういうところもデジタル化できないもんですかね。
TwitterでもFacebookでも、その他のSNSでもなんでもいいですが、日本のインディーズバンドのチケッティングシステムもそろそろ変わらないかな。