一部では、「スマートスピーカーは流行らない」と言われたりもしていますが、なかなか驚きの報告が出ています。
米Billboardによると、Amazon EchoやGoogle Homeといったスマートスピーカーのアメリカにおける販売台数は、2017年に前年の3倍にあたる年間2500万台となっており、クリスマス(ホリデー)シーズンを含む最後のの四半期だけで1,100万台を販売したとのこと。
ここで頭打ちになってしまうのか、この勢いを保ち続けて拡大していくのでしょうか。
生活の一部にとけこむデバイスになれるか
僕もGoogle Home Miniを、まさにこのホリデーシーズンに買った人間ですが、本当に便利に使っています。
正直、実際に購入するまでは、こういったスマートスピーカーの類は趣味の範囲で使うデバイスであり、日常生活には不必要な贅沢品とさえ感じていました。
しかし実際に使ってみると、本当に生活に変化が出てきました。
特に僕Google Play Musicと連携して使っていることもあるのですが、Google Homeに「ねぇ、Google、最新の洋楽ヒットソングをかけて」と話しかけるだけで最新曲を聴くことができますし、「ねぇ、Google、おすすめの曲をかけて」と話せば、僕の趣味嗜好にあった音楽をレコメンドしてくれます。いちいちPCやスマホ上で曲を探す必要がなくり、声で操作できるのが、これほど便利だとは考えてもいませんでした。
もちろん、これだけだとやっぱり贅沢品のように感じるかもしれません。
音楽以外にもGoogle Homeに話しかけるだけで、今日の天気や明日の天気を知ることができますし、最新のニュースを聴くこともできます。これまで天気予報やニュースを見るためにつけていた朝の情報番組などを、一切、見なくなりました。本当にです。
(大したことないかもですが)僕の生活習慣を変えるくらいには影響のあるデバイスですよ、スマートスピーカー。
2018年は、さらに加速するスマートスピーカー市場
繰り返しになりますが、アメリカのスマートスピーカー市場は2017年に約2500万台と前年の3倍以上に増加しました。さらに今回の報道によると、AppleのHomePodがスマートスピーカーは市場に登場する2018年には3600万台に成長するとも予想されています。
冷蔵庫や洗濯機のような生活必需品になっていくか、スマートスピーカー市場は注目です。
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