ちょっとした発見を書いてみる。
YouTubeを見ていたら、関連動画に【sylph emew:メンヘラサーカス】という楽曲が流れてきた。楽曲自体は興味があれば聴いていただければと思うが、2016年4月にリリースされた曲で、ボカロの影響を受けつつも女性ボーカルを活かした邦楽ロックの今時らしい楽曲だ。
しかし、僕はふと思った。
これだけ「メンヘラ」という単語が浸透してきているのであれば、「メンヘラ」という単語がタイトルに入った楽曲が、結構あるんじゃないかと。
なんせバンドマンとメンヘラはワンセットみたいなものだし、”メンヘラ系アーティスト"みたいな触れ込みで売り出しているバンドやアーティストもいるくらいだ。
ということで簡単に調べてみた。
タイトルにメンヘラが入っている音楽を調べる
今回は、メンヘラっぽい意味で「◯ね」とか「病んでる」みたいな比喩表現が付いている曲ではなく、直球で「メンヘラ」という単語がタイトルに入っている曲を調べた。
先に断っておくが、何の意味もない自己満足の調査だ。
それでは、いってみよう。
sylph emew:メンヘラサーカス
YouTubeで流れたインディーズバンドの楽曲。やっぱ女性ボーカルは良いね。
ReVision of Sense:前略、メンヘラ様
こちらも直球のタイトル。歌詞も含めて、いかにもな内容になっている。
リライゾ:メンヘラベイビーSPOT
2015年10月発売の楽曲。V系とメンヘラの組み合わせも鉄板だ。
ミオヤマザキ:メンヘラ
元祖?メンヘラ系アーティスト。タイトルもシンプルに「メンヘラ」のみ。
0.1gの誤算:有害メンヘラドール
こちらもV系とメンヘラ。ポップな曲調と怪しい曲調と目まぐるしく変わるコントラストからメンヘラ雰囲気も漂う。
シェルミィ:平成メンヘラセオリー
2016年結成の新しいバンド。この楽曲の歌詞もなかなか。
堂島 翔太郎:メンヘラ
なにこの爽やかなギターポップ。タイトルと曲調のミスマッチが笑えるが、やっぱり歌詞は中々のもの。
Charisma.com:メンヘラブス
メンヘラだけじゃなく「ブス」までついたよ。しかし、エレクトロ・ラップの曲調や雰囲気はかなり好きだ。
普通に「メンヘラ」が使わている
いかがだろうか。
調べた限りの数なので、多いと思うか少ないと思うか微妙なラインだけど、けっこうな頻度で登場しているじゃないか。
繰り返しになるが「メンヘラっぽいアーティスト」とか「メンヘラが好きな音楽」とかではなくて、「メンヘラ」という言葉そのものがタイトルに入っている楽曲を調べた結果だ。
「LOVE」「 涙」「あなた」「運命」等と同じように、「メンヘラ」も普通に使われているね。
だから何だって感じの結果だけど。
やっぱり曲のタイトルに、流行り言葉や今後流行りそうな言葉、一般に浸透してきた言葉を巧みに取り入れることは、バンド戦略の鉄板のひとつかもしれない。