
今回はいつもと違う紹介の仕方だけど、久しぶりに海外インディーバンドを紹介してみる。
ウェールズのカーディフを拠点に活動する4人組女性ボーカルバンド、その名も「Estrons(エストロンズ)」だ。
これは良い。
往年のUKロックを女性ボーカルが歌い上るサウンドが頭と腹に響いてくる。
イントロ、リフ、サビ、ボーカル全てがツボ
現状は2曲しか作品を発表していないようだけど、どちらの曲も素敵だ。
曲調を一言で表すのが難しいけど、とにかくパワフルなサウンドにパワフルな女性ボーカルだ。
正直に書くと、最初に音楽を聴いた時にボーカルが女性だとは気づかなかった。「高くて中性的な声で歌うボーカルだな〜」くらいに聴いていた。
だって曲調からして女性ボーカルが歌っているなんて夢にも思わないからだ。繰り返しになるけど、そのくらいパワフルなボーカルだ。(女性って分かってから聴いたら女性にしか聴こえないが。僕の耳はあてにならない。)
また、楽器隊の作るサウンドも、いかにもUKロックとえる単音を中心としたリフが印象に残る。よくみられる特徴だけど、単音リフってやっぱり素敵だ。
単音リフの場合、基本的には同じ流れや音の繰り返しにはなるけど、音数が少ない分、シンプルで覚えやすいし、すっと耳に入ってくる。
いろいろ調べたところ、SXSW 2016にも出場していたようなので、これからプッシュされてくるバンドなのかもしれない。
そのうち本格的にデビューして日本にやってくるかもしれないし、今後にも注目だ。
Drop
Make A Man
Estrons - Make A Man (BBC Introducing at SXSW)