今日はバンドではないけど、どうしても書きたい(紹介したい)音楽を一つ。
その名も「親菜瓜男(おやさい うりお)」さんだ。
今回は、僕が突然出会ったギターヒーローについて書いていく。
Apple Musicで出会ったギターヒーロー
親菜瓜男(おやさい うりお)さん。
僕が存在を知ったきっかけは本当に偶然で、週末にiTunesのインスト作品を眺めていたところ、1月27日にリリースされたばかりの最新EP「瞬間」が目についた。
以前にもこのメディアで海外インスト勢の「Plini」とか「INTERVALS」を紹介しているけど、僕はインスト系の音楽も嗜むほどには好きだ。
「何か新しいインストないかなー」と思ってiTunesを漁っていた時に出会ったのが、この「親菜瓜男」さんだ。
「なんだ、そのふざけた名前は」と思った人、ちょっと待って欲しい。
僕だって最初はそう思った。
曲のタイトルも「法蓮草マスター」とか「白菜兄弟」とかだし。
でも「インスト」ジャンルで「親菜瓜男」という名前のギャップが、逆に目を引いたというか、気になったというか。
どんなものかとりあえず聴いてみようと思って聴いた結果。
・・・・なにこれ、かっこいい!
親菜瓜男(おやさい うりお)さんについて
僕は早速「親菜瓜男」さんについて、可能な限りわかることを調べてみたのだが、あっさりというか色々な情報が出てきた。
というか、単純に僕が知らなかっただけで、ギタリストとして多くの実績を上げている有名な方だった。
詳しくは公式ブログを見てもらえればと思うが、現在はソロのインストギタリストとして活動されるとともに、ギターレッスンなども行っている。
親菜瓜男は本名ではない(本名は西尾知矢さん)けど、インスト作品をリリースする際の名義になっているようだ。
J-ROCKの雰囲気を感じるインストサウンド
今回リリースされたEPだけでなく、過去の作品などもYouTube上で音源が公開されているが、共通して言えることは、全曲ギターヒーローなロックサウンドということだ。
僕がこれまで紹介してきた海外勢にみられるジェント的要素は少なく、J-ROCKの雰囲気を感じさせるリフがかっこいい。
曲の構成からみても、派手でアグレッシブな一面だけでなく、泣きのギター・哀愁漂う一面といったいわゆる"落とし"が入っているあたりも、J-ROCKの味わいを感じる。
今回のEP「瞬間」は6曲入りの作品になっているが、アップテンポの曲からバラード調の曲、ちょっとプログレっぽい曲と、どの曲も楽しめるので昨日からずっと聴いている。
また、今回の作品だけでなく、YouTubeに公開されている音源も相当素敵だ。
ギタリストじゃない僕が聴いてもヤバイくらいかっこいいリフやテクニックだと感じているので、ギタリストの方はとにかく一度聴いてみて欲しい。
イチゴ社長