ソース元である「YONHAP NEWS」によると、国際レコード産業連盟(IFPI)が、韓国、スウェーデン、メキシコ、ブラジル、アメリカ、日本を対象とした「定額制音楽配信サービス」の利用率に関する調査を発表したとのことです。
この調査によると、世界の定額制音楽配信サービスの利用率に関しては、韓国が41%と最も高い利用率となりました。
2位にはスウェーデンの40%、続いてメキシコが39%、ブラジルが26%となり、アメリカは20%で日本は最も低い7%の利用率となっています。
先日のインプレスの調査では日本の利用率が11.9%でしたので、わりと近い数字の気がします。
韓国の定額制音楽配信サービスの利用率が高い背景には、
- ・高速で良質なモバイルインターネット環境が整っていること
- ・通信事業者がマーケティングの一環として音楽ストリーミングサービスを成長させていること
- ・韓国独自の定額制音楽配信サービスが、リーズナブルな価格で利用できること
この3点があるようです。
また記事によると、韓国の音楽ストリーミング業界は、日本では流行りませんでしたが「カカオトーク」を運営するカカオ社のビジネス部門である「Melon」が市場の50%を支配しています。
ついでKT参加の「Genie」やNHN Entertainment参加の「Bugs」などが、それぞれ市場の20%と15%を占めており、海外初の定額制音楽配信サービスは苦戦しているようですね。
IFPIの公式レポートリンクを見つけることはできませんでしたが、見つけ次第リンクを紹介します。
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