本日紹介するのは、2010年結成で下北沢・渋谷・新宿といった都内を中心に活動するパワーポップバンド「DUTCHDADDY(ダッチダディ)」さん。
1990年代のUKパワーポップサウンドを中心とした王道のギターロックサウンドだ。
パワーポップの魅力
僕はこのブログで何度も書いているかもしれないけど、ここでもう一度、王道パワーポップの魅力について語ってみよう。
まずパワーポップを説明するにあたっては、「明るい」「キャッチー」「ノリが良い」「爽やか」など、とにかく前向きな表現ばかり使いたくなる。
なぜなら、本当にその通りだから。
DUTCHDADDYさんのサウンドを紹介するとしても、明るくキャッチーなのでパワーポップという表現が本当によく合っている。
程よくディストーションの効いたギターサウンドと、パワフルで伸び・広がりのあるボーカルこそが王道パワーポップの特徴なので、とにかく聴いていて楽しい気分になれる。
シンプルに「良い曲」と感じることができる、それがパワーポップの魅力でもあり、DUTCHDADDYさんの魅力。
ただ率直な気持ちとして、残念ながら現状の国内音楽シーンにおいて、「パワーポップ」というジャンル自体が、そこまで脚光を浴びていない。
しかしUS/UKインディーシーンでは、以前このブログでも紹介した「As It Is」や「Milestones」といったパワーポップ(どちらかというとポップパンク系に近い)バンドも登場し、再びジャンルとして注目を集めるかもしれない土台が出来てきている。
またパワーポップが流行るといいなという僕の願望も込めて、パワーポップの魅力とDUTCHDADDYさんについて紹介してみた。
DUTCHDADDY / Metrocity
DUTCHDADDYについて
UK、USのパワーポップ等、90'sミュージックに影響を受けたギターロックバンド。
湿り気のある叙情性漂う楽曲と、パワフルで芯のあるボーカルが絡み合い、どこか懐かしさを感じさせながらもモダンなセンスを随所に光らせる。
多彩な形の音楽が存在する中、あえてオーソドックスを地でいくスタイルを貫いている。
引用:DUTCHDADDY - BIOGRAPHY
Officiale Website