2016年11月7日から、「Free(無料)」プランで出来ることが大幅に変わりましたので、最新の内容に更新しています。
3000万曲以上の邦楽・洋楽が聴けるミュージックアプリ「AWA」ではフル機能を無料で利用できるTrialプランを、初めての利用開始から30日間提供していますが、トライアル終了後は「Free(無料)」プランになりますので、「Freeプラン」で出来ることや「Standardプラン」との違いを紹介しています。
無料でも利用できるAWAとは?
まず「AWA」の紹介です。
AWAとは、定額制(サブスクリプション型)の音楽配信サービスで、サイバーエージェントとエイベックスが共同で運営しています。
定額制(サブスクリプション型)の音楽配信サービスとは、月額料金(だいたい1,000円前後)を支払うことで、ストリーミング形式で好きな時に音楽を聴くことができるサービスですね。
AWAの場合は、邦楽・洋楽合わせて3,000万曲以上が配信されており、無料の「Free」プランと有料の「Standardプラン」を提供しています。
AWAの無料期間終了後に「Free(無料)」プランでできること
2016年11月7日に改定された「Free(無料)」プランは、スマートフォン・PCなど全デバイスにおいて、曲を指定して再生できる「オンデマンド再生」や「プレイリスト作成・公開」といった主要機能をはじめ、「オフライン再生」を除くすべての機能が、月額無料で利用できるようになっています。
さらに、月々の再生可能時間も、従来の1時間から20時間へと大幅に延長し、より多くのユーザーが手軽に「AWA」を楽しめるようになっています。
過去の「Free」プランでは、「オンデマンド再生」や「スキップ機能」など利用できなかったため、この点はユーザーにとって嬉しい変更ですね。
AWAの各プラン料金と、できること・できないこと
AWAの各プランで利用できる機能、利用できない機能については、次の通りです。
機能 | Standardプラン | Free(無料)プラン |
---|---|---|
月額料金 | 980円 | 無料 |
オンデマンド再生 | ◯ | ◯ |
プレイリストの作成・公開 | ◯ | ◯ |
広告なし | ◯ | ◯ |
複数のデバイスで同期可能 | ◯ | ◯ |
歌詞表示 | ◯ | ◯ |
ハイライト再生 | ◯ | ◯ |
フル尺再生 | ◯ | × |
オフライン再生 | ◯ | × |
再生時間制限なし | ◯ | × |
こうやって比較してみると、無料プランでも多くの機能を利用できますね。
無料のFreeプランでも誰かが作成したプレイリスト(Playlists)や自分で作ったプレイリスト、ラジオを聴くことができます。さらには、自分で気に入った曲をまとめてプレイリストを作成したり、公開したりすることもできます。
しかし、「フルで1曲聴くことができない」「オフライン再生できない」「再生時間に制限がある」など、無料プランでは制限されている機能もありますので、詳しくみていきます。
1曲フルで曲を聴くことができない点に注意!
今回の新しい「Free」プラン提供とともに、新機能である「ハイライト再生」が追加されていますが、ここで注意が必要です。
このハイライト再生機能は、楽曲の盛り上がる箇所90秒間をフェードイン・フェードアウトにより途切れることなく聴くことができる機能ですが、「Free(無料)」プランでAWAを利用している場合は、この「ハイライト再生しか利用できなくなっており」、これまでは利用できていた「1曲フルで音楽を聴くこと」ができなくなっています。
実際に音楽を聴いてみても「Free(無料)」プランの場合は、「ハイライト再生」の機能がデフォルトでオンになっており、オフに変更しようとすると有料プランへのアップデートを勧められます。
過去の「Free(無料)」プランと比較すると、月の試聴時間が20時間に伸びたことや、スキップ機能の利用許可、曲を指定して音楽を聴くことができるようになったので、この辺りはトレードオフですね。
ハイライト再生については、こちらの記事でも機能を紹介していますので、参考にしてください。
オフライン再生は利用できない
楽曲をダウンロードして通信環境がない状態でも音楽を聴くことができる「オフライン再生」ですが、こちらは「Standard」プランに加入しないと利用することができません。
AWAを初めて利用してから1ヶ月間は無料トライアルで利用することもできますが、「Free(無料)」プランの状態では、その期間中にライブラリに格納した音楽も再生することができなくなります。
オフライン再生の魅力は通信環境がないところで音楽を聴ける点もですが、何よりも通信量を気にせずに音楽を聴き続けられる点ですね。
AWAのハイライト再生で音楽を聴いた場合の通信量も独自に調べていますので、こちらの記事も参考にしてください。
さて、有料プランに加入すべきか
以上、30日間のトライアル終了後に、無料の「Free」プランでできることでした。
ちなみに、AWAのトライアル期間が終了後にアプリを起動すると、無料期間が終了した旨のポップが表示され、有料プランへの移行を勧められます。強制的に有料プランに更新されることはなく、まずは無料の「Free」プランに移行されるだけなので、安心してとりあえずお試しで使えますね!
今回紹介したように、なんとなくカジュアルに音楽を聴くのであれば、「Free」プランでも十分利用できますが、1曲フルで聴くことができないので、本格的に使うには、やはり「Standard」プランへの加入が必要ですね。
なお有料プランは「月額」と表現されていますが、公式Twitterでアカウントされている通り、申込日から翌月同日までが有料期間となるため、月の初めから申し込んだ方がお得とか、そういったことは無いようです。
【有料プランの期間】
AWAの有料プランは、申込日から翌月同日までが購読期間となりますので、「月の初めに登録した方がお得」ということはございません。いつ入っても同じなので、無料期間が終了した方は今日課金しても、まる1ヵ月楽しめるため、来月の頭まで待つ必要はございません!— AWA music [Official] (@AWA_official) 2015, 8月 26
とりあえずお試しで使ってみる分には何も問題ありませんので、まだ一度もAWAを使っていない方は、まずは30日間の無料トライアルで利用してみてから、有料プランへ以降するか考えれば良いですね。
以上、参考にしてください。
こちらもおすすめ「dヒッツ」
NTTドコモが提供中の定額制音楽配信サービス「dヒッツ」。
数ある定額制音楽配信サービスの中でも「月額500円」と、格安で利用することができます。多くのサービスは月額980円ほどするので、約半額で利用できますね。
また国内邦楽アーティストにおいては、独占配信や先行配信も多数あるので、好きなアーティストの曲を誰よりも早く聴くことができます。
まずは31日無料で利用できるトライアル期間もあるので、他サービスと迷っている場合は、試してみてはいかがでしょうか!
もちろんドコモのスマートフォンユーザー以外でも利用することができますよ!