<2015.08.24追記>
AWAが400万ダウンロードを突破したと発表しました。両者の差はどこまで縮まっているでしょうか。それとも広がっている?
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昨日も書きましたが、LINE MUSICの無料期間が8月9日に終了したわけで、ネット界隈では様々な反応が出ていましたが、僕の目を引いたのは「次はAWAを使って、また3ヶ月無料だから11月まで音楽が聴ける!」っていう声でした。
まぁ確かにその通りなんですけどね。
で、実際に色々調べたところ、本当にゲルマン民族並みの大移動が始まっているようです。
Google Playのダウンロード数に変化
結構マメにチェックしていたところ、本日の15時くらいの時点では前回調べた7月末と同じく「50万ダウンロード」のアイコンだったんですが、先ほど18時過ぎに確認した時点で「100万ダウンロード」になっていました。
もちろんLINE MUSICの終了は関係なく単純にダウンロード数が増えていることもあると思いますが、ひとつ目に見える変化が起こっています。
App Storeのランキングに早速変動が・・
先日「AWAとLINE MUSIC、ダウンロード数に大きな差が出ているかも?」という記事を書いた7月末時点では、「LINE MUSIC」の方が全てにおいて上位でしたが、こちらにも変動がありました。
見事に逆転しましたね。昨日の時点で既に逆転していましたが、本日もAWAが1位、LINE MUSICが2位です。
おぉぉー、AWAが前回の12位から2位まで上がってきています。反対にLINE MUSICは1位から9位まで下がってしまいました。
こちらは変わらずLINE MUSICが1位のままで、AWAが2位です。でも、きっとここのランキングも変わりそうですね。
LINE MUSICは前回の2位から12位まで下がってしまいました。AWAは18位でステイしています。これはこれでいいのか・・?
App Storeのランキング推移も調べる
前回同様、「AppGraphy」を利用させてもらい、ランキング推移を調べてみました。
やはり8月9日〜10日を境に、順位が入れ替わっています。AWAが勢いを増していますね。
AWAが狙ったように広告を出している
LINE MUSICが最初から8月9日で無料期間を終了するとアナウンスしていたので、このタイミングを狙ってだと思いますが、AWAが大量に広告を出しています。
先週末あたりから、Android端末を利用してGoolge検索に「LINE MUSIC」や「Apple Music」と検索すると「AWA」の広告が出てきますね。本日時点でも出ていましたので、完全に狙い撃ちでしょう。これ、どのくらい効果があるのかな。
一方で、LINE MUSICもトップセールスに登場
このようにダウンロードの勢いでは完全にAWAが逆転していますが、実際にLINE MUSICにお金を払っている人もたくさんいるようです。
App Sotreのミュージックカテゴリでは、トップセールスの1位を記録していますし、総合でも19位にいます。また、Google Playでも音楽&オーディオカテゴリでは売り上げ1位にいます。Google Playの総合は107位と苦戦しているようですが、やっぱりiPhoneユーザーの方が多いのかな。
僕も実際に有料チケットを購入しましたし、このあたりの数字は、また調査してみようと思います。
参考:LINE MUSICの無料期間終了後に備え、チケットを購入する方法
次回の大移動は11月10日前後?
昨日・今日からAWAを使い始めたとして、次回の大移動はAWAの3ヶ月無料が終わる11月10日前後でしょうか。その時にはApple Musicへ移ればまた3ヶ月間、無料で音楽を聴き続けることができる計算です。その頃には、邦楽のラインナップも増えているかもしれませんし。
参考:Apple Musicの邦楽アーティスト、日本の参加レコード会社を調べてみた
無料期間はユーザーに与えられた権利なのでフル活用することは全く悪いことだとは思いませんが、この調子でいくと定額制音楽配信サービスの本当の勝負は、年明け以降に始まりそうですね。
前回の記事では「Apple Musicの無料期間も終了する10月頭から勝負が始まる」と書きましたが、また年末に新しいサービスが「3ヶ月無料です!」って始まって、永遠に本当の勝負が始まらないんじゃないだろうか・・なんて気もしてしまいます。
果たして定額制音楽配信サービスの未来はどうなるのか。