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Spotifyが「Spotlight」を開始、音楽以外のコンテンツ提供へ

世界最大の定額制音楽配信サービス「Spotify」は、現地時間の1月18日に新たなマルチメディアフォーマットのコンテンツ「Spotlight」を発表しました。

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Spotifyの新サービス「Spotlight」とは?

Spotlightは、ポッドキャストやオーディオブックといった音声コンテンツを、画像や映像、テキストといった資格的要素で保管する新たなメディアのフォーマとになっており、これまで提供してきた音楽配信サービスとは異なる新しいサービスだとアナウンスしています。

Spotlightでは、ニュースや情報・政治に文化といったコンテンツをプレイリストで配信するようですが、BuzzFeed News、Cheddar、Crooked Media、Lenny Letter、Gimlet Media、Genius、The Minefield Girl、Refinery29、Uninterruptedといった、8つのパートナーと提携し、独自コンテンツの配信も計画しています。

音楽以外の競争力をつける取り組みか

僕は何度かこのブログでも書いていますが、SpotifyやApple Music、Amazon Music Unlimitedといった定額制の音楽配信サービスは、もはや機能面・価格面での差別化は非常に難しくなってきています。

もちろんAmazon Music Unlimitedは、「Amazon」という巨大ECプラットフォームやAmazon Echoという独自スマートスピーカーと連携することで若干の差別化を図れていますが、単体のサービス面では、どうしても勝負が難しい状況です。

現状Spotifyは、7000万人の有料ユーザーを抱えて世界トップシェアを誇りますが、Apple Musicなどとの競争は今も続いています。定額制音楽配信サービスのシェア世界2位のApple Musicも「Carpool karaok」など独自の映像コンテンツに注力をしていますので、そういったコンテンツと闘うための武器をSpotifyも作り出そうとしているようですね。

特に「音楽と映像」という意味ではYouTubeが世界最大のプラットフォームになっていますが、こことの競争も続いていきます。Facebookなど巨大プラットフォームの動向含め、コンテンツの世界で覇権を握るのは誰になるのか、注目です。

Source:

Spotify Adding Visual Elements to Podcasts & More Audio Content With New Spotlight Multimedia Format

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