日本レコード協会(RIAJ)は、2018年第2四半期(4月~6月)の音楽配信売上実績を発表しました。
2018年第1四半期の時点で、日本の音楽市場も売上金額シェアベースで、ストリーミングのシェアがダウンロードを上回っていましたが、引き続きストリーミングがシェアを伸ばしています。
このままいくと、2018年は通期でストリーミングがダウンロードを上回りそうですね。
四半期で5%程度の差がついていく
日本の音楽配信売上は、前年同期比114%の160億4千万円となり、2018年上半期(1月~6月)累計の音楽配信売上は、前年同期比113%の321億1000万円となりました。
このうち、音楽ストリーミング配信などのサブスクリプション売上が前年同期比134%の79億1300万円で、音楽ビデオのストリーミングや広告売上を合算したストリーミング音楽配信の合計は88億3800万円でした。
その一方で、音楽ダウンロードの売上は合計62億5200万円となり、2018年第2四半期もストリーミングサービスの売上が、ダウンロードを大幅に上回りました。
比率でみると、2018年第1四半期がストリーミングのシェア49%、ダウンロードのシェア44%に対し、2018年第2四半期がストリーミングのシェア55%、ダウンロードのシェア39%になっています。
画像引用:日本レコード協会
日本の音楽業界全体でみると、まだまだ売上の中心はCDですが、今後もこの動きは加速していくので、少しずつストリーミング型の音楽配信サービスがシェアを伸ばしていきそうです。
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18年第2四半期 音楽配信売上160億円 (前年比114%)「サブスク/音楽」が「ダウンロード」を上回り、ストリーミングのシェアが過半数超え