今日はバンドじゃないですが、先日、新宿LiveFreakで演奏を見た特殊奏法(フィンガー・ピッキング)のアコギリスト「tako」さんを紹介してみる。
プロフィールによると、関西出身で現在は東京都内を中心に活動されているようだ。17歳から始めたアコースティックギター一本で、弾き語り、クラシックギター、アンサンブルなどを経て、2015年2月から特殊奏法を使いながらのソロギター活動を開始しているとのこと。
僕は初見だったんだけど、まさか自分がライブハウスでフィンガー・ピッキングを聴く日がくるとは思っておらず、そのパフォーマンスに圧巻されたので、紹介していこう。これはストリートで演奏されていたら、絶対立ち止まって聴くジャンルのやつですよ。
フィンガー・ピッキングの魅力
やっぱり、一瞬「本当にアコギだけで弾いてるの?」と感じるその音が作り出す空間ですよね。5本の指が作り出す音数には圧巻されますし、アコギ本体を叩くことでバスドラムやスネアのような役割も果たしたりします。
特に「tako」さんの場合は、一部エフェクターを通した音も使った特殊奏法なので、広がりのある空間系の音の世界に本当に引き込まれました。
ちなみに特殊奏法の有名どころは、日本だと「押尾コータローさん」とかですし、世界的には「マイケル・ヘッジス」とか「トミー・エマニュエル」とかですね。特に「トミー・エマニュエル」の演奏は圧巻で、一部では世界一のフィンガー・ピッキングとも言われているので、興味がある方はYouTubeなどでも調べてみてください。
takoさんは会場限定で無料サンプル音源配布中
今回紹介している「tako」さんですが、会場限定で無料サンプル音源を配布されていたので、もらってきました。
収録されている楽曲は4曲入りで、疾走感のある曲からゆったりした曲までと、どれも素敵な音源です。
特に僕のお気に入りは4曲目の「Woven moonlight」なんですが、この曲、アコギ本体を叩く音が時間を刻む時計のようにリズムを作っていて、その上に重なるアコギの繊細な単音と空間系のリフが重なり合ってできています。聴いていると本当に深い深い世界に引き込まれていくようで、まさに「Woven moonlight」というところ。残念ながらYouTubeにこの曲の音源は公開されていませんが、他の曲が公開されているので紹介しておきます。
が、、、「tako」さんの音楽、やっぱり生で聴くと圧巻ですよ。
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